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- 女子ゴルフ観戦チケット「1万2000円」は高い? 飲食無料の豪華サービスを現地で体験して分かったこと
国内女子ツアー最高賞金を誇る「EARTH MONDAMIN CUP」は、本戦チケット1万2000円ながら飲食無料など充実したホスピタリティを用意。実際に会場を歩き、その価格に見合う価値があるのかを現地目線で検証しました。
1日かけて観戦を楽しむ空気
◆国内女子プロゴルフ 第16戦
EARTH MONDAMIN CUP 6月25~28日 カメリアヒルズCC(千葉県) 6699ヤード・パー72
「すべてのギャラリープラザで飲食無料(アルコールを除く)」――。
初めて耳にする人は、「本当に?」と思うかもしれない。国内女子ツアー屈指のビッグトーナメント「EARTH MONDAMIN CUP」は、今年から賞金総額4億円、優勝賞金7200万円と国内ツアー史上最高額を更新した。
しかし、この大会の魅力は賞金だけではない。実際に会場を歩くと、ギャラリーへの”おもてなし”に力を注いできた理由がよく分かる。

本戦チケットは1日1万2000円。他大会と比べれば決して安い価格ではない。
それでも会場に入ると印象は変わる。コース内4カ所に設けられたギャラリープラザでは、アルコールを除く飲食がすべて無料。筆者も昼食に豚丼やたこ焼き、飲茶をいただいたが、一品一品が食べ切りやすいサイズになっているため、「もう一品食べてみようかな」と自然に手が伸びる。ターリーズコーヒーも追加料金なしで何杯でも楽しめるため、雨で体が冷えた初日は何度も利用した。

もちろん、食事だけが魅力ではない。
各ギャラリープラザはコース内に点在しているため、観戦の合間に立ち寄って休憩しながら次の組を待つことができる。無料のシッティングエリアやキッズエリアも設けられ、急いで18ホールを歩き切るというより、一日をかけてゴルフ観戦そのものを楽しむ空気が会場全体に流れていた。
初日はあいにくの雨で入場者数は1331人。それでも会場では家族連れやリピーターと思われるギャラリーが思い思いに食事を楽しみ、選手のプレーを見守っていた。その様子を見る限り、満足度は決して低くなさそうだった。
さらにワンランク上の観戦を求めるなら、18番グリーン横の「本戦ダイヤモンドボックス」(25、26日は5万円、27、28日は15万円)という選択肢もある。今年からA棟、B棟ともにエアコンを完備し、「ホテル椿山荘東京」プロデュースの食事やJALスタッフによる接遇など、特別感のある観戦空間へと進化していた。
体験に価値を見いだす人には納得の価格か

もちろん、1日1万2000円という価格だけを見れば、高いと感じる人も少なくないだろう。
一方で、朝から夕方までトッププロのプレーを観戦しながら食事やコーヒーを楽しみ、好きなタイミングで休憩を挟みつつ、一日をゆったり過ごせる体験まで含めて考えると、この価格設定に納得する人もいるはずだ。
「ゴルフ場で一日を楽しむ」という体験そのものに価値を見いだす人にとっては、単なる観戦チケットではなく、一つのレジャーとして十分に魅力のある内容と言える。
既存のトーナメントにはない発想があるからこそ、この大会は毎年注目を集める。選手だけでなく、観客も主役になれる大会――。そんな新しいゴルフ観戦のスタイルを提示していることが、この大会ならではの魅力なのかもしれない。(千葉県袖ケ浦市/金明昱)
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