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- 「このパットで流れが決まる」兄の一言が導いた3連続バーディー… 倉林紅が史上10人目の誕生日Vへ前進
倉林紅(くらばやし・こう)が第2ラウンドを6バーディー、1ボギーの「67」で回り、通算5アンダーの3位タイに浮上した。兄キャディーの助言から生まれた3連続バーディーで優勝戦線へ。最終日は自身の誕生日を迎える。
兄キャディーの一言から生まれた3連続バーディー
◆国内女子プロゴルフ 第16戦
EARTH MONDAMIN CUP 6月25~28日 カメリアヒルズCC(千葉県) 6699ヤード・パー72
前日にサスペンデッドとなり、この日午前8時に再開された第2ラウンドで、倉林紅が6バーディー、1ボギーの「67」をマーク。通算5アンダーの3位タイでホールアウトし、優勝戦線へ浮上した。
初日をイーブンパーで終え、「今日は伸ばす」という気持ちで臨んだ第2ラウンド。好スコアを支えたのは、安定感を増したティショットだった。
「初日に比べてドライバーがすごく安定していた」と振り返ったように、フェアウェイを確実に捉え、柔らかくなったグリーンへ好位置からセカンドショットを打ち込めたことが好スコアにつながった。

圧巻だったのは、17番から1番にかけての3連続バーディーだ。
難所の16番、17番を前に、キャディーを務める兄と「ここは2つともパーでいけたら大きいね」と話していたという。
17番のピン位置は右奥。「セカンドの狙いは『左でオッケー』と言われていたけれど、右に行ったのがギリギリに乗ってくれました」。
バーディーパットの距離は残り4メートル。パッティングを前に兄から「このパットが入るか入んないかで流れが決まると思うから、しっかりここは集中していこう」と声をかけられ、集中して打ったパットは見事にカップへと吸い込まれた。
続く18番では、ピンまで55ヤードの3打目を58度ウェッジで1メートルにつけて連続バーディー。さらに1番でも4メートルのチャンスを決め、一気にリーダーボードを駆け上がった。
最終日は自身21歳の誕生日
今季は4月の「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」で手首を痛めて棄権するなど苦しい時期も経験した。現在もテーピングは欠かせないが、「テーピングをすれば何も気にならないくらい」と話し、切れ味鋭いアイアンショットへの影響は感じさせない。
最終日は自身21歳の誕生日。順延により1日半にわたるタフな戦いが続くが、「自分にとっても家族にとっても、うれしい誕生日になると思う。しっかり優勝を狙える位置。気持ち的にも余裕を持って明日を迎えられるように頑張りたい」と、史上10人目の誕生日優勝への意欲をのぞかせた。(千葉県袖ケ浦市/金明昱)
【国内女子ツアー 誕生日優勝一覧】
1987年 谷福美(28歳)「伊藤園レディス」
1999年 安井純子(39歳)「住友VISA太平洋クラブレディース」
2001年 不動裕理(25歳)「富士通レディース」
2008年 上田桃子(22歳)「サントリーレディスオープン」
2009年 全美貞(27歳)「樋口久子IDC大塚家具レディス」
2009年 有村智恵(22歳)「大王製紙エリエールレディス」
2012年 フォン・シャンシャン(23歳)「meijiカップ」
2016年 イ・ボミ(28歳)「CAT Ladies」
2019年 申ジエ(31歳)「フジサンケイレディスクラシック」
※倉林紅が優勝すれば、2019年の申ジエ以来、6年ぶり10人目の誕生日優勝となる。
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