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- 「うしろからドスン!」青木瀬令奈、追突事故翌日に11ホールで途中棄権「背中を鷲づかみにされているよう」
ツアー通算5勝の青木瀬令奈(あおき・せれな)が、追突事故翌日の「明治安田レディス」第2ラウンドに強行出場したものの、全身の痛みが悪化し11ホール終了後に途中棄権しました。事故の状況や現在の体調、前向きな胸中を明かしました。
骨に異常はなかったものの…
◆国内女子プロゴルフ 第19戦
明治安田レディス 7月16~19日 仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県) 6692ヤード・パー72
ツアー通算5勝の青木瀬令奈が、前日に見舞われた追突事故による全身の痛みに耐えて第2ラウンドをスタートしたものの、11ホールを終えた時点で無念の途中棄権となった。
16日朝、試合会場へ向かう途中で信号待ちをしていたところ、大西翔太コーチ兼キャディーが運転するレンタカーが後方から追突される事故に遭った。「後ろから『ドスン!』というかなり大きな衝撃」があり、車のトランク部分が大きくへこんだという。

事故当時はパニックを避けるため、またスタート時間を考慮して現場検証を急ぎ、青木自身も「まだそこまで痛みは強くない」と判断。第1ラウンドはそのまま出場し、2バーディー、2ボギーの「72」でプレーしてイーブンパーの63位タイで終えた。
しかし、時間の経過とともに症状は悪化。16日夕方に病院で全身のレントゲン検査を受け、骨に異常がないことは確認されたものの、夜になると背中の激しい痛みに襲われ、十分に眠れない状態が続いたという。
17日朝は首から腰にかけて湿布を貼り、痛み止めを服用してコース入り。いつも通りウォーミングアップを行い、「本来の調子は悪くなかったので、なんとか予選を通過できれば」という思いで、インの10番ホールからスタートした。
「次は優勝かな」のポジティブマインド
だが、プレーが進むにつれて首周りの強い張りや痛みが悪化。棄権後に取材に応じた青木は、体の状態についてこう語った。
「夕べ寝るときも結構、背中が痛くて…。今日起きてみたら、昨日よりもがっちり、背中をギュッと鷲づかみにされているような感じ。筋肉痛のひどいバージョンみたいな感覚でした。打つこと自体はできても、首をひねったり上下に動かしたりするのが難しい状態です」
この日は10番からスタートし、14番でバーディーを奪ったものの、18番でダブルボギー。折り返したアウトでは2番でボギーを喫した。前半9ホールを終えた後も「まだチャンスはあるかもしれない」と大西コーチと相談を重ね、アウト1番(通算10ホール目)までプレーを続けたが、これ以上の無理は禁物と判断。2番(通算11ホール目)のホールアウト後に棄権を決断した。
「当てられた当初は思ったより大丈夫だと思ったけれど、だんだんと体が動かなくなってきました。でも、捻挫して予選落ちした次の試合(ミネベアミツミ レディス)で3位に入れたので、『追突されたから次は優勝かな(笑)』というポジティブマインドでいきたい」
来週以降は体の状態を見ながら、コーチや医師と相談して今後のスケジュールを決める予定。不運な事故に見舞われながらも、「この不運のあとには、きっといいことがある」と前向きな姿勢を崩さなかった。(宮城県富谷市/金明昱)
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