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- 今季4試合の米女子メジャー出場資格を持つ馬場咲希 塗り替えそうな「日本記録」とは?
2022年の全米アマチュア選手権を制した17歳のアマチュア・馬場咲希。「シェブロン選手権」など4つの米女子ツアーメジャー大会への出場資格を有するが、今後の活躍でどのような「日本記録」が期待されるのだろうか?
シェブロン選手権は出場するだけで「日本選手初」
高校3年生のアマチュア馬場咲希が今週の米女子ツアーメジャー第1戦、シェブロン選手権に出場する。昨年の全米女子アマ優勝の資格でシェブロン選手権をはじめメジャー4大会の出場資格を有している馬場。今季はメジャーで数々の“日本記録更新”の期待がかかっている。
シェブロン選手権は1983年にメジャーへと昇格した。当時はナビスコ・ダイナ・ショアという大会名で、その後何度か大会名を変え、昨年からシェブロン選手権となった。
メジャーになってから今年で41回目となるが、日本のアマチュア選手が参加するのは初めて。スタートした時点で、「日本人アマチュア選手シェブロン選手権初出場」という記録をつくることになる。
次に狙うのは日本選手の大会最年少予選通過である。現在のシェブロン選手権日本選手最年少予選通過は畑岡奈紗が2018年にマークした19歳76日。2005年4月25日生まれの馬場は現在17歳。予選通過を果たせば畑岡の記録を大幅に塗り替えることになる。
馬場はこれまで米女子ツアーに2試合出場した経験がある。初挑戦だった昨年の全米女子オープンでは堂々予選を通過して49位に入り、今年2月のホンダLPGAタイランドでは34位という成績を残している。実力的に予選通過して何ら不思議ではない。
最年少予選通過がかかる大会はもうひとつある。8月の全英女子オープンだ。
全英女子オープンでの日本選手最年少予選通過記録は安田祐香が2019年に樹立した18歳221日。馬場は大会2日目が予定される8月11日で18歳108日である。
アマチュアとしてのメジャー出場回数も何事もなければ更新する。現在、アマチュアとして最も多くメジャーに出場した日本選手は服部道子、小山美保、梶谷翼の3回。馬場は今季出場資格のある4大会でプレーすれば昨年の全米女子オープンと合わせて通算5回となる。
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