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- 河本結は後半戦の出場権を失うも「課題が見つかった」と切り替え 蛭田みな美は上位フィニッシュに向け好位置に
第1回リランキングが「ニチレイレディス」終了後に行われるが、現段階で後半の出場権を失ったのが河本結(かわもと・ゆい)。悔しさを胸に秘めるが、カムバックに向けて前を向いた。一方、後半戦の出場権を確定した蛭田みな美(ひるた・みなみ)は、メルセデス・ランキング30位以内を狙う。
「今はスイングの課題が見つかったので、それに向かって進むだけ」
◆国内女子プロゴルフ<ニチレイレディス 6月16~18日 袖ヶ浦カンツリークラブ・新袖コース(千葉県) 6621ヤード・パー72>
今大会を暫定リランキング68位で迎えた河本結。19年にツアー初優勝を飾り、同年の賞金ランキング6位と活躍したが、昨年はメルセデス・ランキング52位となり、今季前半の出場権を獲得するにとどまった。
なんとかリランキングで後半戦の出場権を得たかったところだが、前週まで15試合に出場して、予選通過がわずかに2回。今大会に賭けたものの、予選を通過することができず、後半戦出場の望みが絶たれた。
それでも、河本は前を向く。
「悔しいですけど、今はスイングの課題が見つかったので、それに向かって進むだけです」
昨年オフからスイング改造に取り組んだが、その方向性がシーズン途中で分からなくなったという河本。もう一度原点に戻り、アドレスからバックスイング、トップ、インパクトの形までガラリと変えたことで、自分が目指すスイングの道しるべが見えてきた。
ただ、それを試合で実践するのがまだ難しく、なかなか結果が出なかった要因でもあるという。
「ある意味、試合に出場しない分、今以上にスイングづくりに取り組めると思います」とプラスに考える。しかし、第2回リランキングが行われる「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」までの間に、推薦で7~8試合出場するかもしれないという。
それでも「今年のQTは最初から覚悟していますし“ドンと来い!”をテーマに頑張ります」とあくまでもスイング完成を最優先し、来年の活躍を目指す。
一時は何をどう練習したらいいのか分からなかった状況に陥った河本。今は何をすべきかが分かっただけでもこの半年は無駄ではないと思える。
あとはガムシャラに練習するだけだ。
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