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- 「うまくいってたときの打ち方が分からなくなった…」 突然芽生えた“プチイップス”はどう対処するべき?
少し前まで絶好調だったのに、突然「打ち方が分からない…」と気持ち悪い感覚になってしまうことがあるのがゴルフ。周りから見れば「いつもと同じ」に見えても、自分の中では「プチイップス」な気持ちが芽生えた時、どう対処するべきなのかインドアゴルフレンジKz亀戸店・筒康博ヘッドコーチに聞きました。
クラブには「ミスショットの記憶」が蓄積される
購入時には「相性バッチリ」なクラブでも、ラウンドを繰り返すうちに「ミスショットの記憶」が蓄積し、どこかで賞味期限が切れたかのように全くうまくいかなくなることはよくあります。
そんな時は、ヒットが打てなくなった野球選手が他の選手のバットを使うように、気分転換もかねてクラブを替えてみるのも対処法の一つです。

新しく購入したクラブには「ミスの記憶」がないため、気持ちよく打てて好結果が出やすい「新車効果」を期待できます。購入直後のドライバーが左右のトラブルを気にせず振り切れて飛距離が伸びたり、ぶっつけ本番で使ったパターが絶好調になった経験はゴルファーなら誰でも一度はあるのではないでしょうか。
周りのゴルファーからは「また新しいクラブ買ったの?」と呆れられるかも知れませんが、本人からすればクラブの性能以上に心理的メリットがあることも事実です。
実際、ゴルフ市場のギアの年間売り上げを見てみても、ドライバーとパターは一人で複数本購入しているゴルファーが多いカテゴリーです。性能に大きな違いがなかったとしても、ゴルファー本人にはミスに対する不安なく「飛ぶクラブ」「入るクラブ」という効果を与えている場合もあるのです。
もし「プチイップス」を自覚したら、うまくいかないことを深掘りするのではなくギアやスイングを「ゼロ」からリスタートしてみてはいかがでしょうか。
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