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- シャフト選びはしなりの「量」と「タイミング」が肝心! HS50オーバーでもSフレックスが最適な理由
男子プロを中心にツアーで高い使用率を誇るシャフトメーカー「グラファイトデザイン」が直営スタジオ「GRAPHITE DESIGN FITTING BASE」を2025年9月にオープンしました。ツアーレベルのフィッティングが受けられるとの触れ込みですが、どのようにシャフトを選ぶのでしょうか。今回は、ラウンド中に突然飛び出す引っかけに悩む「ゴルフのニュース」スタッフOさんが、ドライバーシャフトのフィッティングを体験してきました。
本社のテストセンターと同じ環境でフィッティングが受けられるスタジオ
「グラファイトデザイン」は1989年に創業したシャフトメーカーで、「TOUR AD」シリーズを中心にツアーの世界で高い使用率を誇っています。
日本人初の海外メジャー覇者、松山英樹は長らくオレンジカラーが特徴的な「TOUR AD DI」のシャフトを愛用していますし、国内にとどまらず世界のツアーで高い評価を受けています。
そんな「グラファイトデザイン」のシャフトを心ゆくまで試せる施設が2025年9月、東京都墨田区にオープンしました。その名も「GRAPHITE DESIGN FITTING BASE」。本社のある埼玉県秩父市のテストセンターでツアープロが行うものと同レベルのシャフトフィッティングを受けることが可能となっています。

長きにわたり、ツアープロの信頼を獲得してきた「グラファイトデザイン」のフィッティングとはどんなものなのでしょうか。
今回は「ゴルフのニュース」スタッフで、大学ゴルフ部出身のOさんに、フィッティング体験をしてもらいました。担当してくれたのは、フィッターの坂航(ばん・わたる)さんです。
ヘッドスピードの速さに対して、シャフトの「しなり量」が少ない!?
Oさんは、細身ですが野球経験が長く、ヘッドスピードは50メートル毎秒を超え、当たれば飛距離280〜90ヤードの“飛ばし屋”です。しかし、飛距離が出る分、ミスした時の曲がりも大きく、現在はラウンド中、突如として飛び出す「引っかけ」に悩まされています。
「元調子系のシャフトを使い出して少し安定しましたが、それでも強烈に左に曲がる引っかけが出ています。できれば、叩いても左に行かないシャフトで、気持ちよく振り切れるようになりたいです」(Oさん)

「グラファイトデザイン」のフィッティングでは、問診票への記入やフィッターとのヒアリング、ウオーミングアップを行った後で、「SLAP」という機器を使ったスイング解析を行います。弾道計測器「GCクアッド」と合わせて、スイング軌道やボールに対する入射角、スイング中のシャフトのしなりや方向、量を詳細に数値化していくのです。
「計測用のシャフトは4タイプ(7X、6S、5R、レディス)用意していて、お客さまのパワーに合わせて、こちらで選んだものを振ってもらいます。『SLAP』を使うことで、スイングテンポやシャフトのしなりの大きさ、タイミングなどを知ることができ、最適なモデル選択の参考にしています」
「ただし、あくまで参考で、フィッターがお客さまの実際のスイングを見て、要望を確認しながら、理想に近づけていくのが『グラファイトデザイン』のフィッティングの基本的な考え方です」(坂さん)
Oさんのスイングを計測すると、意外な特徴が見つかりました。
「スイングスピードはすごく速いですが、シャフトの『しなり量』は小さいですね。モデルごとの特性か、フレックスによってシャフトに動きをプラスしないとタイミングが合わず、振りにくく感じるはずです」
「また、Oさんの場合、切り返し以降にしなりが増えることも特徴的です。ダウンスイングでグッと押し込む動きが入りますので、剛性が弱すぎるシャフトはヘッドが遅れる傾向にあります。総合すると、粘り系で先端がついてくるモデルで、しなりが小さくなり過ぎないようにオーバースペックを避けてシャフトを選んでいきましょう」(坂さん)
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