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- 「米ツアー発の理論」を勘違いしてフォームを壊す人が多発! 話題のスイング理論に惑わされない正しい理屈とは?
スイング理論にもトレンドがあります。近年では「シャローイング」などが米ツアー発信の理論として一時期話題となりました。ところがそうしたトレンドを間違って解釈する人が続出。スイングそのものを崩して、元に戻れない人もいました。そこで、流行に流されず、自分のレベルやスタイルに合った上達のヒントをインドアゴルフレンジKz亀戸の筒康博ヘッドコーチに聞きました。
シャローイングの勘違いでシャンクが連発する
アマチュアはもちろんのこと、一部の「教える側」のプロにまで勘違いが広がってしまっているのが、ここ数年で広まってきた「シャローイング」スイング。トップから切り返しで、シャフトが背中側に倒す(寝かせる)のが見た目の大きな特徴で、その特徴的な形をレッスン動画や雑誌で見たことがある人もいるのではないでしょうか。

元々はアウトサイドインや過剰なダウンブローのインパクトでボールのスピンが増えすぎてしまうのを最適化するために、「浅い入射角」でボールを打つスイングを指します。
アウトサイドインを最適化するために「シャフトを倒す」動きだけが強調されすぎてしまい、中には手元をボール側に出してシャフトを倒す「なんちゃってシャロー」まで登場。その結果アマチュアの中には、シャンクやプッシュアウトが頻発するようになった人も現れています。

飛球線後方から見て「シャフトが倒れる」ように見えるのは、トップから切り返しの場面だけ。浅い入射角でインパクトゾーンに入るためにはフェースを閉じてスクエアフェースにする動きも不可欠なので、手元が低くなるダウンスイングを行うことが必須。
しかしシャフトを意図的に倒す人ほどフェースが開きやすく、インパクトで矛盾が起きてしまうのです。
両肩を意識的に「タテに回す」必要はない
2つ目に取り上げるのは、スイング中の両肩を結んだラインについて。若くて強いトッププロほどトップやインパクト直後は両肩が「タテ方向」に回っているという通説です。
しかし、わざわざ両肩を結んだラインをボールに向けるほどタテ方向に回すのが、正しいスイングとは決していえません。

統計データでもトッププロの両肩を結んだラインは、トップ時にボールよりも数十センチ以上離れた地点を指しているのです。
それはインパクト~フォロースルーでも同じです。野球のピッチャーのように右腕がリリースされて右肩甲骨が引っ張られた結果として、一瞬だけ両肩を結んだラインがタテに見える選手もいます。
しかし、上半身そのものをタテに回そうとした動きではなく、基本的にはアドレス時の前傾角度に対して90度に捻転しただけの感覚なのです。逆にいえば、90度に捻転していれば十分「正しいスイング」だということがいえます。
中年以降のアマチュアの場合は、両肩を結んだラインが捻転時でも「地面と並行」に近い人も多いのが事実。かといって過剰に「タテに回す」スイングでは、バランスを崩しがちです。
両肩を結んだラインは、ボールから離れすぎるのも近づき過ぎるのも、ダフリ&トップが頻発してしまう原因になるのです。
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