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- 「米ツアー発の理論」を勘違いしてフォームを壊す人が多発! 話題のスイング理論に惑わされない正しい理屈とは?
スイング理論にもトレンドがあります。近年では「シャローイング」などが米ツアー発信の理論として一時期話題となりました。ところがそうしたトレンドを間違って解釈する人が続出。スイングそのものを崩して、元に戻れない人もいました。そこで、流行に流されず、自分のレベルやスタイルに合った上達のヒントをインドアゴルフレンジKz亀戸の筒康博ヘッドコーチに聞きました。
前傾姿勢を保てば自然に起こる体側の側屈と伸展
昔も今も金言になっているのが「前傾姿勢のキープ」です。先ほど、アドレス時の前傾角度に対して90度に捻転するのがいいと話しましたが、まさにそのことを指しています。
言葉のとおりに考えれば、体が起き上がるのも沈み込んでしまうのも「キープではない」はずです。そこで「とにかく体側を側屈」させればいいという理屈が生まれ、その練習によって迷路から抜け出せなくなっているアマチュアが数多くいます。

アドレスでは前傾姿勢を取っているため、前傾に沿って肩や腰が捻転すれば体側の両サイドに「側屈」と「伸展」が発生します。
バックスイングでいえば左体側が「側屈」となり、右体側が「伸展」ということです。そもそも前傾姿勢を大きく崩さなければ、これは「自然に起こる」もの。
しかし意識的に行ってしまうとバックスイングでバランスを崩したり、ダウンスイングの途中で上半身が傾いてしまったりして、体の軸が崩れたスイングになってしまいます。
前傾姿勢をキープしたいのなら、飛球線後方から見たときのアドレスの前傾姿勢を「目安」と考え、スイング中はだいたい前傾角度が収まっていれば十分と考えておけばOKです。正直、スイングのお手本であるトッププロたちでさえ厳密にピッタリ収まってはいません。体の柔軟性が高く若いプロほど側屈や伸展が大きくて両肩のを結んだラインがタテに近くなり、歳を重ねたプロほど側屈・伸展は少なくなる程度の違いです。
自分の年齢や体の柔軟性に合ったオーソドックスなお手本を参考にすれば、現れては消えるスイング理論の流行に流されず、普遍的な基本に沿ったスイング作りができるはずです。
【解説】筒 康博(つつ・やすひろ)
伝説のプロコーチ・後藤修に師事。世界中の新旧スイング方法を学び、プロアマ問わず8万人以上にアドバイスを経験。スイング解析やクラブ計測にも精通。ゴルフメディアに多数出演するほか「インドアゴルフレンジKz亀戸」ヘッドコーチ、WEBマガジン&コミュニティ「FITTING」編集長やFMラジオ番組内で自らコーナーも担当している。
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