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- 大谷翔平がやっていた「バットでパッティング」は上達への近道だった!? 練習効果が得られるやり方を教えてもらった
ロサンジェルス・ドジャースの大谷翔平選手が試合前に行った「ほんのちょっとした仕草」に多くのゴルファーが注目する出来事がありました。それはバットをパターに見立ててパッティングのようにボールを転がしたシーン。大谷選手がゴルフにハマっているのでは、との憶測も出たりしましたが、そもそも「バットでパッティング」はゴルフの上達効果があるのでしょうか。
「バットでパッティング」はストローク安定に効果
実はバットで行うパッティングは、元プロ野球選手で昭和30年代に8球団を渡り歩いた「ジプシー後藤」こと後藤修氏がプロゴルフコーチに転身した際にドリルとして考案しています。プロゴルファーら生徒に、シーズンオフのトレーニングとして勧めた練習メニューの一つでした。

野球のバットの長さは34インチ前後。それは一般的なパターの長さとほぼ同じため、そのままパッティングのアドレス姿勢を取ることができます。
加えてバットには十分な重さがあるため、ショートパットの素振りをするだけでも手首を過剰に使わず体幹を使ってストロークするトレーニングに適しています。
また、普段はヘッドの位置やフェース向きに気が取られてしまいがちですが、バットではシャフトつまり「棒」だけを注視するため、ストローク中のライ角やストローク方向に集中することができます。

特にセンターシャフトパター使用者には「シャフトでボールを打つ」感覚が身につきやすいですし、フェースの開閉やストローク方向がバラついてしまう人にも回数をこなすだけで効果が得られるトレーニングです。
ボールとフェースが「曲面」だからシビアな感覚が鍛えられる
バットでパッティングする中で難しいのは、何といっても狙った方向へ真っすぐにボールを打つことです。

バットの打球面は当然ながら曲面で、ゴルフボールも丸い球。わずかな打点のズレで打ち出し方向が左右に散って、思いのほか真っすぐ打てません。先ほどセンターシャフトパター使用者にとって感覚が身に付きやすいといったのは、芯つまりバットの中心で打って真っすぐ転がすのとストロークの感覚が同じだからです。
また「ショートパットの引っかけ」の解消にも有効です。基本的に引っかけの多くは、ストローク方向そのものよりもインパクト時のヒール打点によるフェースの被りが原因。
ウッドのようにラウンドしているバットの曲面の「少しトゥ側で打つ」ようなインパクト感覚が身につけば、頑固なヒール打点による引っかけは改善できます。
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