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- 練習場が悩む「ボール飛び出し事故」大半は確信犯!? ドラコン協会が「飛ばさない」啓発ポスター制作する深刻事態
大半のゴルフ練習場で使われている、いわゆるレンジボールはコースボールより飛ばないことから、ほとんどのゴルファーにとってはボールが高いネットを飛び越えることなんて想像もつかないでしょう。しかし、意外とそうした事案は多く、全日本ゴルフ練習場連盟には頭を悩ませる練習場からの声が届いていると言います。そこで立ち上がったのが、なんと飛ばしのプロである日本プロドラコン協会。両者にボール飛び出し事故の実態と、協力して行っていく対策を聞きました。
「飛ばし屋さんウェルカム」の練習場のリストがあれば

実際“マン振り”すればたいていの練習場では柵越え可能なのがドラコンのトッププロ。ドラコン協会は9年前に18人で設立され、現在は920人の大所帯(2月27日現在)。ドラコンプロの中には、PGAのティーチングプロも10数人含まれているそうです。
しかし9年の間には柵越えで問題になったケースもあると言います。
「ウチの選手がトラブルを起こしたことも過去に3度ほどあり、練習場に謝りに行ったこともありました。でも今はそういったトラブルにならないように、ドラコン選手の受け入れをしてくれる練習場さんのリストをつくって、あとは選手たちに大会が行われた時のミーティングの席などで注意喚起もして、むしろ、われわれが監視役を務めるような形になろうと確認しています」と、松谷代表。
もっともな話です。練習場は、プロにしてみればレッスンで収入を得る大事な仕事場。共存共栄を図っていくことが、正しい道であることは疑う余地がありません。そのために、まず何をすべきなのでしょうか。
松谷代表は、これからの方策をこう話してくれました。
「やはりまず、うちの協会員が練習場で健全化の監視役ができるような教育をしないとダメだと思っています。次に練習場さんにドラコン協会でつくった『(ネット越え)は絶対ダメ』という(趣旨の)ポスターを張ってもらうこと」と言ってから、さらに続けました。
「あと、練習場連盟さんには『うちは飛ばし屋さん来てもらっていいですよ』という練習場のリストをつくってくださいとお願いしているんです。飛距離が出る人を歓迎する練習場を表舞台に出してもらって、ドラコン選手もそちらで練習する。ドラコン選手が来ても大丈夫という練習場と飛ばし屋が来ては困るという練習場の棲み分けを実現していこうということです」
その松谷代表も地元の福岡では受け入れてくれる2カ所の練習場にしか行かないそうです。
「一つは練習場が広くて、奥行き300ヤード近くあり、たとえ越えても山の斜面にあるため人や住宅に当たる可能性はありません。もう一つは250ヤードしかないものの、飛びにくいボールで、ネットの上にさらにネットがあるため、まず奥に飛び出すことがないところです。うちの選手にも、そうした対策の施してある練習場を使うようにと指導しています。飛ばしのプロであるわれわれがお手本となって、ネット越えにならないような練習をしていくことが大切だと思っています。練習場さんに迷惑をかける側ではなく、協力してネット越えを撲滅していく側になれるように、選手を指導していきます」と話していました。
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