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渋野日向子はやっぱり“もってる”!? 8月の北海道に続く劇的ショットインイーグル!「めっちゃうれしかった」
渋野日向子(しぶの・ひなこ)が18番パー5で見事な“ショットイン”イーグルを決めた。
8月の「北海道meijiカップ」でも同じような場面が
◆日米女子ツアー共催
TOTOジャパンクラシック 10月31日~11月3日 瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県) 6616ヤード・パー72
「渋野日向子はやっぱり“もってる”な~」。そんな声がそこかしこから聞こえてきた。「耐えてというか、入らずっていう前半」。10番からスタートして17番までひたすらパーを並べて迎えた18番パー5。残り80ヤードの3打目は「方向的にはいいな。あとはもうちょっと飛んでくれ」という願いに応えピン右上1メートルに着弾。スピンバックしてカップに吸い込まれた。見事な“ショットイン”イーグルだった。
8月以来の今季2度目の日本でのプレー。グリーン周りのスタンドには大勢のギャラリーが鎮座し、渋野のプレーをひと目見ようと待ち構えていた。当然、割れんばかりの歓声が起こり、渋野はカップインに気が付いた。
一瞬、驚いた表情を見せた後、両手を高々と上げ喜び、歓声に応えた。我慢の末のご褒美に「どっか入ってくれたらいいですねって話してたら、3打目が入ってくれたんで、めっちゃうれしかったです。超うれしかった」と笑顔で振り返った。
思い返せば、8月の「北海道meijiカップ」でも同じような場面があった。初日の最終18番パー5でラフから51ヤードの3打目を58度のウェッジで直接カップにねじ込んだ。「渋野はもってる」。決して上位争いに絡む位置じゃなくても、「これだから渋野のプレーから目を離せない」というゴルフファンが多いのだろう。
渋野は2日目を、1イーグル1バーディー、2ボギーの「71」でプレーし、通算1アンダー58位で終えた。「(イーグル)だけでしたね。やっぱり、もうちょっとスコアを出したいっすね」というのが本音だ。
初日に比べショットがまとまり、フェアウェイキープ率は初日の21%から、57%まで回復した。しかし、「後半はブレにブレまくってたんで、乗ってもあんまりいい感触ではなかったり、フェアウェイにいってもあんまりだなっていう(感覚)は多かったんで、昨日同様、やっぱりちょっと空回り感はありました」としっくりはきていない。
勝負の3日目は悪天候が予想されている。「(天気が)どんな感じになるかわからないですし、みんな難しいと思うので、私はできるだけ上にいけるようにバーディーをたくさん獲るだけかな」と前向きに語った。
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